TAKUMA KIDS KART CHALLENGE2014


日時:2014年11月24日

場所:宮城県柴田郡 スポーツランドSUGO

概要:

2011年の東日本大震災直後、「震災にめげずに頑張る子どもたちを応援していこう!」と、佐藤琢磨が中心となってスタートした復興地応援プロジェクト「With you Japan」。4年目の2014年は「家族みんなで楽しんでもらう」をテーマに掲げ、宮城県のスポーツランドSUGOにてカートイベントを開催しました。

当日は、宮城県亘理郡山元町の小中学校のご家族約130名が、大型バス2台に分乗して会場にお越しくださいました。また、初の試みとして、takumasato.comを通じてWith you Japanの考えに賛同し、チャリティに参加してくださる方を募集。これに応募してくださった約50名の方々とともにイベントを開催いたしました。



この日は11月下旬とは思えないような温かな陽気に恵まれました。参加者の皆さんは、ほとんどがカートに乗るのが初めてだったようで、冒頭に行われた「佐藤琢磨によるカート講座」を熱心に聞いていました。続いては、いよいよ本物のカートとご対面。今回は、身長100cmのお子様にもお乗りいただけるスーパーキッズカート、少し大きなお子様用のキッズカート、そして大人カートの3種類を用意、このうちスーパーキッズカートとキッズカートは、カート後方につけた紐を保護者の方にお持ちいただき、安全を確保しながら「走る、曲がる、止まる」を体験するところから始め、その後、国際カートコースにもなっている西コースに移動し、佐藤琢磨先導のもと皆さんそろってカート走行を楽しんでいただきました。




ランチタイムには、イベントにご協賛いただいたグリコ様提供のグリコカレーが振る舞われました。おいしいカレーをいただいて、皆さんの元気も復活したようです。




その後は「夢ワークショップ」と題し、参加したお子様に1年後の自分に向けた手紙を書いていただきました。これは、たとえば「跳び箱が飛べるようになっていますか?」のように自分に宛てた手紙を書くことで、1年後の目標を具体化することを目指したものです。琢磨自身も、常に明確な目標を立て、それに向けて全力で走り続けることで様々な目標を達成してきました。このワークショップは、琢磨からのそうしたメッセージが皆さんの心に届くことを願って実施されたものです。皆さんが書いた手紙は事務所で保管し、1年後にご本人の手元に届くよう送付する予定です。



さて、やってきました午後のタイムトライアル。4、5歳の小さなお子様もやる気満々で、途中でマシンを降りる参加者がひとりもいなかったのが印象的でした。5台ずつの出走としたため、レースさながらのバトルをみせてくれたキッズもいて場内から歓声も沸き上がりました。さらには子どもたちからの声援を受けながら保護者の方が走るという心温まる場面も見られました。

そしてフィナーレは、琢磨自身のドライブによるカートのデモ走行。抜群の速さと圧倒的なテクニックに誰もが目を見張り、会場は興奮の渦に巻き込まれました。



復興地よりご参加いただいた方からは「震災から4年が経ち、復興地支援イベントが減ってきているなか、毎年イベントを開催していただきありがとうございます」というお声をいただきました。また、チャリティ参加者の方からは「ボランティアなどがなかなかできないもどかしさを感じていたので、子どもと共に参加でき、しかも親子で復興地の方々と接するきっかけができて本当に嬉しく思っています」などの感想を頂戴しました。

ここに、参加者の皆さま、イベント運営に関わっていただいた皆さま、ならびに協賛企業各社様に心より御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

「With you Japan」では、今後も継続的に復興地のお子様を支援していく予定でおります。この主旨にご賛同いただける皆さまには引き続きのご協力をお願いしたいと存じます。



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