TAKUMA KIDS KART CHALLENGE2015


日時:2015年10月18日(日)

場所:イオンモール木更津内木更津サーキット

概要

レーシングドライバーである佐藤琢磨主宰の復興地応援プロジェクト"With you Japan"は、琢磨が直接指導にあたるカート練習会をイオンモール木更津内の木更津サーキットで実施しました。

これまで東日本大震災の復興地を中心に活動を行なってきたWith you Japanですが、2015年は「都市部からも復興地を応援しよう!」というコンセプトに基づき、6月から9月までの4ヶ月間、木更津サーキットにてキッズを対象にチャリティー体験会を実施し、走行料の一部を寄付していただいて参りました。今回のカート練習会は、この体験会で記録されたタイムの上位50名様を招待して行なわれたものです。




10月中旬とは思えないほど温かい秋晴れの下、イベントはスタートしました。午前中はピットで「"走る、曲がる、止まる"の徹底解説」「速く走るためのライン取り」などをレクチャーしてからコースイン。ほぼ全員が琢磨の先導で走行したところ、「自分がいつも練習したラインとぜんぜん違う!」などの感想が参加者の皆さんから届けられました。

また、実際にカートで走行したのは上位50名の方々のみでしたが、コースが一望できる隣接の駐車場からは保護者を含めたくさんの方々に練習会の様子をご覧頂きました。

さらに、その駐車場にも特設コースを設置して、まだカートを体験したことのないお子様方に紐付きカートを体験して頂きました。初めて乗るカート走行に皆さん大はしゃぎ。開始から終了までたくさんの方々にご参加いただきました。




お昼休みには、イオンモール内で佐藤琢磨「No Attack No Chance」トークショーを実施。「あきらめないで夢を持ち続ければ叶う」という実体験を踏まえたお話に、子どもたちは熱心に耳を傾けていました。トーク終了後は「復興地でがんばる子供達へ手紙を書こう!」というワークショップを行いました。参加した100人以上の子どもたちが思いを綴ったポストカードは、11月に復興地で行なわれるイベントの際に皆さんにお配りする予定です。




午後は再びサーキットに移動し、タイムトライアルを実施しました。参加した子どもたちの表情もいままで以上に真剣になり、皆さん一生懸命にアタックしました。そして、最後に上位5名による決勝レースを実施すると、これを見た琢磨は興奮気味に「すごい! うまい! そして前後のマシーンをよく見て走っている!」とコメントしました。




表彰式の後は琢磨がカートを操ってのデモ走行を実施。子どもたちはその走りに度肝を抜かれ、キラキラした瞳でプロの走りを真剣に眺めていました。




11月23日に復興地で行なうカート大会に向けては、保護者の方々からも「復興地のイベントに子供と一緒にチャリティーで参加しても良いですか。子供達に復興地でがんばっているお子さん達と一緒に楽しみながら復興地の皆のがんばりを肌で感じさせていただきたいです」と温かいお言葉を頂戴しましました。

なお、11月のイベントは復興地のお子様と都市部のお子様が一緒にサーキットを走行するカート大会として開催される予定です。

「復興支援」という言葉を聞く機会が少なくなりましたが、今後もWith you Japanは「楽しみながら復興地の応援する」活動を継続的に行っていく計画です。

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